むしできないむしのはなし番外編~うちの用心棒は春から出動します~

5月初めのある日、今年一番乗りのアイツを発見。

流しの横に掛けてある雑巾に 何やら黒いゴミがぶら下がっている…と思ったら、お久し振りのイエグモちゃんだ。

私は両目合わせても0.5いくかいかないか(たぶん最近また下がっていると思われる)の視力だけど、虫の気配を察知する能力がとても高く、誰もが気に掛けないようなゴミみたいなものが虫であることにすぐ気づく。特に 皆さんが『G』と呼んでいる(私はキョロちゃんと呼んでいる)恐怖のあいつらは、ものすごく視線を送ってくる。あのハンパない存在感に気付かない人は鈍感なんじゃないかと思うが、なにせ私は虫感知は得意?だ。5メートル以上先のありんこだって気付くし、関係ないけど花粉症の時期の花粉も見える…

それはさておき、今年最初のクモちゃんは なんだか元気が無い。何度か前を通り過ぎてから 近づいて見てみた。ちぢこまっている。「やや、まさか死んでる?」と思い ふうっ~と息を吹きかけると、数センチ上に進み、しばらくするとまた丸くなってしまった。「おいおい、ここで死なんでくれよ~」と、金魚網を持って来てクモをすくってみた。

ヤバいやつに捕まった! とでも思ったのか、クモは慌てて体を全開にして飛ぼうとしたが、すまないけど部屋の中で踏んだりしたら大変なので網の下の方に振り落とし、玄関で育てているシロツメクサの鉢植えに ぺいっつ とした。クモはあまりうれしそうではなかった…シロツメクサが霧吹きした直後だったからかな…しぶしぶ草に捕まって小さくなっていた。

うすうすは感じていたのだけど、イエグモって 人工的な無機物の方が好きなのかな~、家の壁とか。

そして1時間もしないうちにクモはクモガクレしてしまった。さっき小さな羽虫が侵入してきたのになぁ。

イエグモは家に侵入した小虫を狩ってくれるというので、去年も居候させてあげたけど、数回は私が捕まえたコバエをクモと一緒に網の中に入れたりして捕獲させたりしたので、たまに「ヒモみたいだな」と思ったものだ。ま、今年もここの用心棒としてちゃんと働いておくれよ。夏になればあの恐怖の羽蟻の襲撃があるかも知れないからな。ない事を祈るが…ホントにマジで頼むよ~う。

じゃ、その時まで またなっ!

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